学院日記 - 札幌歯科学院専門学校 -

今年度の卒後研修セミナーは、６月１7日(土)・6月１8日(日)の日程で実施致しました。

歯科衛生士課程
今年度も昨年に引き続き、佃 宣和先生による「歯科衛生士のための実践ペリオセミナー」を実施いたしました。歯周病の基本的な知識の確認から始まり、歯科医師と歯科衛生士の観点からの治療計画の立案、実践的なシャープニング、プロービング、スケーリングなど盛りだくさんの内容でした。受講生同士でコミュニケーションを図りながら、活気のある今後に繋がるセミナーとなりました。

歯科技工士課程
石三晃一先生を講師に招き、「ジルコニアフレームを用いた上下顎第一大臼歯の色調再現と歯牙形態の表現」と題して、フレームの調整から始まり、色調を考えた陶材の築盛、顎運動を考慮して口腔内での調整量の少ない形態修整からステインまで実践に即した内容で、明日からの臨床に即役立つセミナーでした。

6月3日（土）午前10時からサッポロファクトリーアトリウムにおいて、歯科衛生士科3年生・歯科技工士科１・2年生が、学院創立50周年の節目の年に、両科おそろいのユニフォームを新調し、歯と口の健康週間事業「さっぽろ歯っぴいらんど2017」に参加しました。天候には、あまり恵まれませんでしたが、会場内のイベントブースは開場直後から沢山の市民で賑わいました。
歯科衛生士科の学生は、歯科ドックコーナー「ＲＤテスト・咬合力測定・ブラッシング圧測定・ブラッシング指導」の各ブースにて先生方のアシスタントを行いながら一緒に来場者の方々と交流を図りました。また、小学生以下の子供100名を対象に、歯科衛生士科の学生が印象を採り、歯科技工士科の学生が石膏を流して両科で協力して手型模型作りも行われました。足型を採るケースも見受けられましたが、受付開始から予約が殺到し今年も大盛況となりました。そして、今年はステージで行われた「歯と口の健康クイズ」にも参加させていただき、３名の学生が、緊張しながらも先生方のアシスタントとして“さっしぃ”と一緒に会場を盛り上げていました。
幅広い年齢層が来場する事業に参加した両科の学生は、公衆衛生活動の重要性を体感し、その活動の一翼を担えた喜びを笑顔で表現していました。