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学院日記 - 札幌歯科学院専門学校 -

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2012/09/19(水) 専攻科 公開講座

専攻科
今年度の公開講座は9月15日(土)に、『Walking to the Dream』~日々の臨床で考える天然歯形態の摸索 ~という演台で、Dental Japan 侍 samurai代表 中村 心 先生をお迎えして開催しました。
講演の前半はカービングでの歯牙形態を解説され、形態を捉えるために歯牙を観察する時には稜線の観察が重要だとお話されました。稜線を的確に表現するために斜め45°や歯根方向の観察が必要であり、さらに歯牙の表面性状を捉えるためにはセロハンを使うなど、学生にも良く分かる講演内容でした。後半は臨床ケースを中心にCAD/CAMでのアバットメントからマージン設定、ジルコニアのセラミッククラウンを中心として形態の調和と色調を講演されました。今回の講演で、学生も受講者も形態回復に基本は石膏カービングであることを再認識したようでした。





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2012/09/18(火) 専攻科 報告会

専攻科
9月13日(木)平成24年度専攻科生の報告会「本専攻科生だから学び得られること」が5階講堂で開催されました。報告内容は専攻科志望の理由から始まり、専攻科カリキュラムの紹介、院内実習の技工物など4月より5ヶ月間学んできた授業内容と感想です。さらに10月からの歯科診療所と大学病院での院外実習、卒業研究・卒業作品など、今後の展開を含めて在校生に分かりやすく説明しました。聴講の在校生は熱心に聞き入り、質問も多数あり、盛会のうちに終了しました。





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2012/08/27(月) 専攻科 卒後研修セミナー3回目

専攻科
8月25日(土)専攻科卒後研修セミナーの3回目が開催され、終了後に閉講式が行われ、今年度の卒後研修セミナーが終了しました。

歯科衛生士課程
密度の濃い実習タイムでした。多くの受講生が初めて手にするインプラント用のスケーラー操作、取扱いを間違えると刃部が破折しやすい超音波チップ操作、アルミニュウム・ステンレス・チタンの3種類の金属の触感の違いを理解するなど、歯科衛生士の研ぎ澄まされた指先の知力を再確認する内容でした。また、日常行っているラバーカップと研磨剤での歯面研磨など、各自の臨床での操作についても新たな確認ができたのは良かったのではないでしょうか。歯科衛生士としての経験年数は1年未満から30年以上という幅広い28名の方々に受講していただき満足して頂けたセミナーでした。
歯科技工士課程
3回目は前回オペーク塗布まで終了しているメタルフレームに、歯冠色レジンを築盛して形態修正を行い、研磨・完成までとなります。
まずメタルフレームを歯列模型に正確に戻し、頬側歯頸部よりオペーカスデンティンを築盛から開始します。その後に多数のレジンを挟み込んでボディで大まかな外形を回復し、エナメルで完成時の高さとしました。咬合縁とコンタクト部分には不透明部分を作り、歯頸部と咬合面中央部にも一層サービカルトランスを築盛し、エナメルインテンシブで咬合面を覆うように築盛して盛り上げは終了しました。レジン重合後は形態修正となりますが、ここでも短時間で仕上げるための方法を説明されました。
デモのみとなりますが複数歯欠損の場合、ワックスアップから始まり、各歯の連結時の注意点、インデックスの使用法、スキャニングの注意点など、次のステップに繋がる内容となりました。



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2012/07/16(月) 専攻科 卒後研修セミナー2回目

専攻科
7月14日(土)専攻科卒後研修セミナーの2回目が開催されました。

歯科衛生士課程
2回目はインプラントについての知識確認、受講者各自のインスツルメント操作の確認にポイントが置かれた内容でした。加藤久子先生のパワーポイントの図が解りやすい上に楽しいので受講者はモニターに引き込まれるように見入っているうちに学んでいる状況でした。
「クレヨンを使って超音波スケーラーのチップ操作の癖を見る」というのは面白い発見でしたし、プローブ操作の確認時にはグミの硬さ、表面処理の違いなどとともに、気温の違いも考慮してトレーニングする必要があるなど、活躍エリアの広さを再認識しました。
「3回目はほぼ実習!」ということで、また楽しみです。

歯科技工士課程
2回目は前回スキャニングしたアバットメントが出来上がってきており、適合を確認した後に模型に入れ、フィニイングラインの調整を行いました。調整後は模型より取り出し、フレームを調整・研磨し、レジン築盛部にジスクで維持を入れ、サンドブラス処理を行ってフレームを完成させました。その後はレジン築盛となり、メタルプライマーを塗布から始まり、下地剤としてのファンデーションオペーク、舌側面と咬合面にマージンオペーク、頬側面には歯冠色オペークを塗布して終了しました。メタルフレームの調整から研磨、色調を考えたオペーク塗布など、講師が日々臨床で行っている方法を解説され、それに伴う考え方や注意点などを説明されましたので、明日からの臨床に役立つ内容となりました。





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2012/06/20(水) 専攻科 卒後研修セミナー1回目

専攻科
6月16日(土)専攻科卒後研修セミナーの開講式に引き続き、歯科衛生士課程:歯科衛生士のためのインプラントメインテナンス 加藤久子先生による実習三回コース と、歯科技工士課程:初心者のためのCAD/CAMインプラント技工入門(全3回)の1回目が開催されました。

歯科衛生士課程
始めてインプラントに取組みました。マサチュセッツ州でデンタルハイジニスト・ライセンスを取得され、アメリカと日本で活躍されている加藤久子先生を講師に迎え、実習にポイントを置きながらも知識の裏付けを図るなど充実した内容でした。講師・受講者も目を見張ったのは、学院の刷新したマネキン実習机でした。ライト・バキューム・エンジン・超音波スケーラーは勿論、モニターも一人1台ずつ設置されていて、講師の手許が画面に拡大されて映し出され、細かなテクニックを確認できる状況は好評でした。講師は受講者のニーズを確認しながら進める手法で好評の中に1回目を終了しました。

歯科技工士課程
今年度は講師にFeld Dental Art代表 野田 和宏 先生(技工士科第18期生)に担当していただき、「初心者のためのCAD/CAMインプラント技工入門」コース(全3回)を開催しました。1回目の研修内容は個人トレーの種類から、トレーの製作方法、模型製作上の注意など、模型完成までの一連の作業の説明と、ガムの修正、アバットメントのワックスアップのデモンストレーションがありました。その後の実習では印象にインプラントレプリカをスクリューで固定し、ガム用印象材を流し込んで石膏を注入しました。石膏硬化後はガムを修正し、アバットメントのワックスアップし、レジン築盛スペースを窓開けして1回目を終了しました。受講生はベテランから今春卒業の方まで幅広い経歴でしたが、インプラントを初めて手掛ける方が殆どで、講師から技術的な問題や日常の臨床での対応など様々な情報を得ていました。






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